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風と彼女のストーリー

「人生最後のパートナー」

「あなたは僕の人生で最後のパートナーです。僕と結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?」

出会ってわずか数回でドラマチックな告白をされた彼女。彼女はいい人がいれば結婚したいとずっと思っていた。将来の安定や保障も含め、隣に誰か頼りになる人がいる生活に憧れていた。いいパートナーに出会うため、あまり得意ではないけれど、お誘いがあれば出かけたし、紹介をされた人とはやや気まずい雰囲気になっても会話が途切れないよう話を続ける努力をした。そうすればいつか気の合う人と出会い、結婚できるだろうと思っていた。そしてとうとう自分に好意をもってくれる人が現れて、しかもその人は結婚も視野に入れてお付き合いがしたいと言う。彼女はなんとかしてその人のことを好きになろうと頑張っていた。「なんか違うんだよな~」と思うことがあっても「まだ会ったばかりなんだし、もう少し様子を見よう」と、結論を先延ばしにしていた。でも、どんなに努力して頑張っても彼と同じ気持ちを持つことはできず、彼を特別な存在として好きになれなかったため、結局結婚の申し込みを断ってしまった。

「愛とか恋は思考や努力では無理なんですね~。人を好きになることに理由や理屈はないって言いますけど、本当にそうなんだとつくづく思いました」

「あら??先日は『私を好きになってくれる人なら誰でもいい』って言ってませんでしたっけ??」

「そうなんですけど、、、。本当にそう思ってたんですけどねぇ。人を好きになるって『なんとなく、、』や『いつの間にか、気がつけば、、、』」って感じなのが自然の流れなのかもしれませんね~。私の場合、好きになろうと思って好きになれるものではありませんでした」

「それってタイ古式マッサージと同じじゃない?でもホラ、前回のタロットでも『この人とは長く続かない』って出てたし、それでよかったんですよ」

その後のご予約で、、、

「前回話した結婚前提の彼のこと覚えてます?」

「あぁ、宇宙の話とかスピリチャルっぽい話をする彼?」

「そう、久しぶりに彼のFACE BOOKを覗いてみたら『人生で最後のパートナーに出会いました!』と書いてあってもうびっくりですよ。あんなに私のことをソウルメイトだとか言ってたくせに、、、」

「誰でもいいから結婚したがっていたのは彼の方だったのかもね」

その日のタイマッサージは「今だから言える彼のここが変だった」というネタを聞きながら大爆笑。

「自然な流れでなんとなく気が合う人に会えると嬉しいけど、会えなくてもなんとか生きていける私になる!」という場所へ着地した彼女。運命の人に出会えるのか?出会えないか?人生の待ち時間にはぜひタイ古式をどうぞ~☆